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ヤフー、「虫眼鏡SEO」業者に制裁措置、インデックスから削除
(2010年12月17日)

SEMリサーチ 2010年12月14日 23:50配信

Yahoo!JAPAN、インデックスから「虫眼鏡SEO」業者、つまり関連検索ワードやキーワード入力補助に特定ワードを表示すること で報酬を得ているスパム業者たちを、インデックスから除外する措置をとった。

Yahoo! JAPANは、関連検索ワードやキーワード入力補助に表示されるワードを操作するサービスを提供する業者、いわゆる「虫眼鏡SEO」業者への制裁を強化した模様だ。12月14日現在、Yahoo!検索にて「虫眼鏡SEO」や「関連検索ワード」「キーワード入力補助」などのキーワードで検索しても、同サービスを生業とする業者がインデックスから削除されていることを確認した。

Googleで検索しても関連スパム業者が表示されることから、先週金曜日に発表した警告に加えた、業者排除のための制裁措置と捉えてよいだろう。先週末時点で、スパム業者の標的とされていたキーワードにおいては関連検索やキーワード入力補助による表示を停止していた。

関連検索ワードやキーワード入力補助は、ユーザの検索行動を支援するために提供されている機能。この欄に表示されるワードを、自動・機械的な手法や不特定多数の集団を誘導することにより操作することは、検索事業者にとって、明白な(真っ黒の)スパム行為に他ならない。

一部の業者は、「新しいSEO」「リスティング広告やSEOより安上がり」などと謳ったり、あたかもヤフー公式商品であるかのように装って顧客に販売していた。ある時期には、不動産や金融、流通業の有名企業が「マンション」「クレジットカード」や「FX」「株取引」といった検索キーワードで掲載しているケースがあったこと、世間的には"まともそうな"業者が販売していたこと、手軽に儲けられるビジネスとして多数の会社を代理店にして営業していたことなどの要因により、利用が広まっていたようだ。

しかしYahoo! JAPANは先週末、関連検索ワードやキーワード入力補助に表示されるキーワードを操作することはスパムであり、場合によっては法的措置を行う旨をウェブサイトで告知していた。今回は、業者サイトをインデックスから削除しており、site:(スパム業者のドメイン名)で検索しても1件もヒットせず、Yahoo!検索に一切表示されないように駆逐された。これでスパム業者は激減するのか、それとも、しぶとく電話営業などで活動を続けるのか---

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